
避難訓練のお知らせのプリントを見て、手が止まった。集合場所が、いつも送迎で使っている入口とは違う場所に書かれていたのだ。
- 避難訓練のお知らせで気づいた二つの見落とし
- 気づいたきっかけと、これまで把握できていなかった理由
- 保育士目線で見た、保護者が見落としがちな点
避難訓練は「園児が参加する行事」だけではない
避難訓練と聞くと、園児が先生の指示に従って校庭に整列する光景を思い浮かべる保護者が多いだろう。実際には、避難訓練のお知らせや引き渡し訓練の案内には、保護者自身が知っておくべき情報が書き込まれている。
避難訓練は子供だけの行事ではなく、保護者が自分の行動を確認する機会でもある。お知らせを「園からの連絡事項」として流し読みすると、この部分が抜け落ちる。
我が家がそれに気づいたのは、届いたお知らせを読み直したときだった。実際に見落としていたのは、次の二点だ。
- 集合場所・逆パターン(通常の避難先が使えない場合の代替先)
- 連絡手段・安否確認の仕組み(災害時に園からどう連絡が来るか)
集合場所・逆パターンを知らなかった
避難訓練のお知らせには、通常の避難先だけでなく、その場所が使えない場合の代替の集合場所(逆パターン)も記載されていた。読み返すまで、園の避難先が一箇所しかないと思い込んでいた。
しっぽいつもの送迎口としか認識していなかったので、まさか別の集合場所が指定されているとは思いませんでした。
災害の種類や被害状況によっては、通常の避難先そのものが使えなくなることがある。その場合にどこへ向かえばよいかを知らないまま迎えに行くと、実際の災害時に無駄な時間を使うことになる。
連絡手段・安否確認の仕組みを知らなかった
もう一つの見落としは、災害発生時に園からどうやって連絡が来るのか、その仕組みだった。入園時に一度説明を受けていたはずだが、記憶に残っていなかった。


安否確認の仕組みは、平常時には一度も使わない情報だ。使わない情報は記憶から抜け落ちやすく、実際に必要になる場面まで自分が把握していないことにすら気づけない。
いざというときに連絡が来ることは分かっていても、それがどの手段(アプリやメール、電話など)で、どんな内容で届くのかまでは説明できなかった。
気づいたきっかけは、いつも読み流していた書類
これら二つの情報は、実は入園時に配布された書類に最初から書かれていた。今回気づけたのは、避難訓練のお知らせが届いたタイミングで、あらためて内容を読み直したからにすぎない。
防災グッズの中身をどれだけ整えても、園から子供を安全に引き渡してもらうまでの手順を知らなければ、備えとしては半分しか機能しない。
保育士目線で見た、保護者が見落としがちな点



保育士として見ていても、入園時に配った避難のルールを覚えている保護者は正直多くありません。日常の送迎で困らない情報だからこそ、後回しになりやすいんだと思います。
保護者の理解度は、園側にとっても悩みどころだという。だからこそ、避難訓練のお知らせが届くタイミングは、園側が発信する情報と保護者側の記憶を合わせ直す、数少ない機会になる。
これは持ち出し袋の中身や備蓄の見直しと同じ構造でもある。防災グッズが子供の成長に合わせて古くなるのと同じように、避難ルールの理解も、一度覚えたつもりのまま更新されずに古くなっていく。
よくある質問
園への引き渡しを待つ間の安全確保として、頭部を保護する備えがあるかもあわせて確認しておきたい。
まとめ
避難訓練のお知らせを読み直して初めて、集合場所の逆パターンと、連絡手段や安否確認の仕組みを把握できていなかったことに気づいた。どちらも入園時にすでに説明されていた情報であり、日常の送迎で困らないからこそ記憶から抜け落ちていた。防災グッズの中身を整えるのと同じくらい、園から子供を引き渡してもらうまでの手順を把握しておくことが、子連れ家庭の備えには欠かせない。



次に避難訓練のお知らせが届いたら、ぜひ一度、集合場所と連絡手段を読み直してみてくださいね。
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