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防災の日をきっかけに、持ち出し袋や非常食、収納、避難訓練の見直しを一通りやってみた。見えてきたのは、足りないものをただ買い足すだけでは不十分で、これまでの失敗のどこを埋めるかを意識して選ぶ必要がある、ということだった。
- 持ち出し袋そのものを見直すなら
- ミルクや離乳食の備蓄が丸ごと不要になった課題に
- 非常食を子供が嫌がった課題に
- 収納や置き場所の課題に
- 避難訓練で見えた子供の安全確保に
見直しの課題ごとに、埋める商品を選ぶ
防災グッズは「人気だから」ではなく「自分の家庭のどの失敗を埋めるか」で選ぶと、買い足しに無駄が出にくい。ここで紹介するのも、実際に見直しで出てきた課題に対応する商品に絞った。
持ち出し袋そのものを見直すなら
1歳のときに整備した持ち出し袋を3歳になった今開けたら、おむつは不要になり、服は入らず、歯磨きセットも無かった。中身が古くなったまま放置していた家庭であれば、リスト済みの防災リュックから買い直すほうが早い。
33点セットのようにあらかじめ中身が揃ったタイプなら、抜け漏れを個別に確認する手間が減る。ただし、セットに入っている食料や肌着はあくまで標準的な量やサイズであり、そのまま自分の子供に合うとは限らない。買ってすぐ安心するのではなく、届いたその日に中身を一度全部出し、子供の今のサイズや食事量に合っているかを確認しておくと、次に開けたときの見直し漏れを防げる。買い替えたあとも、成長のたびに中身を見直す作業自体は避けられない。
ミルク・離乳食の備蓄が丸ごと不要になった課題に
粉ミルクと離乳食パウチを備蓄していたが、子供の食事はすでに幼児食に移行しており、備蓄そのものが不要になっていた。乳児期の家庭でこれから備蓄するなら、常温保存でき、水も加熱も不要な液体ミルクのほうが、災害時の負担が小さい。
しっぽ粉ミルクだと、断水時にお湯や哺乳瓶の消毒ができないと困りますよね。液体ミルクならそのまま飲ませられるので、乳児期の備蓄としては安心感が違います。
非常食を子供が嫌がった課題に
備蓄していた長期保存用のパンやビスケットを、パサパサした食感と不慣れな味を理由に子供が嫌がって食べなかった。ローリングストックへの切り替えが基本の解決策だが、非常食専用のストックを持つなら、食べやすさに配慮した商品を選ぶのも一つの手だ。
普段のおやつに近い感覚で食べられるかどうかは、実際に一度試食させてみないと分からない。買ってすぐ持ち出し袋に入れるのではなく、味を確認する工程を挟みたい。缶入りのカンパンのように、非常時専用ではなく普段のおやつとしても成立するタイプなら、賞味期限が近づいたときの消費先にも困らない。ローリングストックの発想を非常食そのものにも適用できる商品を選んでおくと、次の見直しのタイミングで慌てずに済む。
収納・置き場所の課題に
防災グッズをクローゼットの奥にしまい込み、家族にも置き場所を共有できていなかった。玄関に置き場所を移すと決めても、そのまま床に置くのは生活動線の邪魔になる。腰掛けとしても使える収納ベンチなら、置き場所と生活感の両方を同時に解決できる。
椅子として日常的に使う場所に置けば、存在を忘れることもなく、家族の誰もが自然に置き場所を認識できる。見た目がインテリアに馴染むタイプを選べば、生活感が気になって奥にしまい込みたくなる誘惑も減らせる。取り出しやすさを保ったまま、普段の暮らしに違和感なく置いておけるかどうかを基準に選びたい。
避難訓練で見えた子供の安全確保に
避難訓練のお知らせを読み直して、集合場所の逆パターンや連絡手段の仕組みを把握できていなかったことに気づいた。園への引き渡しを待つ間、頭部を保護する備えがあるかどうかも、あわせて確認しておきたいポイントだ。
園によっては座布団としても使えるタイプが指定されている場合があるため、購入前に園の案内を確認しておくと二度買いを防げる。避難訓練のお知らせは、防災頭巾のような子供専用の装備についても細かく指定していることがある。集合場所や連絡手段だけでなく、持たせるものの規定まで含めて、一度お知らせ全体を読み直しておきたい。
まとめ
防災グッズは、人気ランキングの上位から選ぶより、自分の家庭で実際に見えてきた失敗を一つずつ埋めていくほうが無駄が出にくい。
- 持ち出し袋の中身が古くなっていないか
- ミルクや離乳食の備蓄が今の子供に合っているか
- 非常食を子供が実際に食べられるか
- 収納場所を家族全員が把握できているか
- 避難時の子供の安全確保に抜け漏れがないか
全部を一度に買い揃える必要はない。どこが弱いかは家庭によって違うので、ここで挙げた5つのうち、自分の家庭に当てはまるところから見直していけばいい。



実際に開けてみて、初めて足りないものに気づくこともあります。この機会に一度、家の防災グッズを全部出してみることをおすすめします。
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