冬は、子どもたちと心温まる時間を過ごすのにぴったりの季節です。
温かい部屋で、親子で絵本を開けば、そこには素敵な物語が広がります。
この記事では、保育士の私が厳選した、冬におすすめの絵本をご紹介します。
年齢別、テーマ別に、絵本の選び方や楽しみ方も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
はじめに:冬の絵本の魅力とは?
冬の絵本を読むメリット
冬の絵本には、子どもたちの成長を助ける様々なメリットがあります。
それは一体どんなことでしょうか?
- 季節感を味わえる
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- 寒い冬も、絵本の中では温かく、楽しく描かれています。
- 絵本を通して、雪やクリスマス、お正月といった冬ならではの季節感を味わうことができます。
- 冬の季節感を味わえる絵本を読むことで、子供達は四季の移り変わりを感じ、豊かな感性が育まれるでしょう。
- 親子のコミュニケーションが深まる
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- 絵本の読み聞かせは、親子のコミュニケーションを深める大切な時間です。
- 特に、眠る前の読み聞かせは、お子さんを安心させ、親子の絆を強くします。
- 絵本の読み聞かせは、眠りにつく前のリラックス効果も期待できます。大好きなママやパパの声に包まれて、安心して眠りにつけるでしょう。
なぜ冬に絵本がおすすめなのか
冬は、他の季節に比べて絵本を読むのに最適な季節です。
それにはいくつかの理由があります。
- 冬の気候と絵本の親和性
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- 冬といえば、雪景色、雪遊び、温かいセーターや手袋、年越し、お正月など、絵本にぴったりのテーマがたくさんあります。
- これらのテーマは、子どもたちの興味を引きやすく、物語の世界に入り込みやすいでしょう。
- 室内で過ごす時間が増える
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- 寒い冬は、どうしても室内で過ごす時間が増えます。
- そんな時、絵本は子どもたちの退屈を解消し、創造力を刺激する最高の遊び道具になります。
- 寒くなる冬こそ、室内での絵本タイムを充実させましょう。
- 冬の絵本特有のテーマ
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- 冬の絵本には、雪、暖炉、動物など、冬ならではの心温まるテーマやモチーフがたくさんあります。
- これらのテーマは、子どもたちの心を温め、優しい気持ちを育んでくれるでしょう。
年齢別おすすめ冬の絵本
0~3歳向け:五感を刺激する絵本
この時期のお子さんには、五感を刺激する絵本がおすすめです。
触ったり、音を聞いたり、色鮮やかな絵を見たりすることで、お子さんの発達を促します。
具体的にどんな絵本が良いのでしょうか?
Sassyのあかちゃんぬのえほん あーそーぼ
おすすめポイント
- 生後0ヶ月から使える
- 特に知育効果が高いのは生後5〜6ヶ月頃
- 1つのおもちゃにたくさんの刺激が詰まっている
- 持ち運びもしやすく便利

ごろんご ゆきだるま
まあるい雪の玉が転がって雪だるまになり、犬と友達になって遊ぶ話。 特徴: 作者が染めて縫い上げた布を原画としており、手作り感のある温かいタッチ。
おすすめポイント
- 「ふわふわ」「ごろごろ」など音をあらわす言葉が多い。
- 子どもが音を楽しんでくれる
- 刺激が詰まっている

3~6歳向け:想像力を育む絵本
この時期のお子さんには、想像力を刺激する絵本がおすすめです。
ファンタジーや冒険、謎解きなど、お子さんの心をワクワクさせるストーリーを選んであげましょう。
具体的にどんな絵本が良いのでしょうか?
- おじいさんが落とした手袋に、ネズミ、カエル、ウサギなど様々な動物が住み込み、最後にはクマまでやってくる話。 [てぶくろの画像へのリンクを貼る]
てぶくろ
おじいさんが落とした手袋に、ネズミ、カエル、ウサギなど様々な動物が住み込み、最後にはクマまでやってくる話。
おすすめポイント
- 可愛い動物たちがどんどん手袋に入ってくる。
- いろいろな動物の名前を覚えられる。

バムとケロのさむいあさ
バムとケロがあひるのかいちゃんが凍りついているのを見つけ、助けて遊んでいると、そのままソファーで寝てしまう話。

14ひきのさむいふゆ
ねずみの家族が住む森に寒い冬がやってきて、部屋の中でゲームをしたり、そりを作ったりする話

小学生向け:心に響く絵本
小学生には、友情、勇気、家族愛、環境問題など、心に響くテーマの絵本がおすすめです。
読書感想文の題材にもなるような、感動的なストーリーや教訓のある絵本を選んであげましょう。
具体的にどんな絵本が良いのでしょうか?
ぼくのそりにのって!
古いソリが恥ずかしくなったくまくんが、友達と話して大切な気持ちを見つける話。
さむがりやのサンタ
面倒くさそうにしながらもプレゼントを配る、人間味あふれるサンタさんの話。

テーマ別おすすめ冬の絵本
クリスマスがテーマの絵本
クリスマス気分を盛り上げる、おすすめの絵本をご紹介します。
さむがりやのサンタ

ぐりとぐらのおきゃくさま
ぐりとぐらが雪の上に大きな足跡を見つけ、家には白いひげのおじいさんがいたという話。

雪がテーマの絵本
雪の美しさや楽しさを伝える、おすすめの絵本をご紹介します。
ごろんご ゆきだるま

だれのあしあと
雪の上に残った足跡が誰のものなのかをねずみくんと一緒に考える話

お正月がテーマの絵本
お正月の伝統や文化を学べる、おすすめの絵本をご紹介します。
十二支のはじまり
動物たちが神様の御殿へ一番乗りを目指す十二支の話。

14ひきのもちつき
ねずみの家族が餅つきをする話。

動物がテーマの絵本
動物たちの可愛らしさや個性あふれる姿を描いた、おすすめの絵本をご紹介します。
- だれのあしあと

- てぶくろ

絵本選びのポイント
子供の興味を引く絵柄・ストーリー
お子さんの年齢や発達段階に合わせた絵柄、ストーリーを選びましょう。
好きなキャラクターやテーマがある場合は、それに合わせた絵本を選ぶのも良いでしょう。
例えば、アンパンマンが好きなお子さんには、
アンパンマンの絵本を選んであげると喜んでくれるでしょう。
お子さんの好きなもの、興味のあることを知っておくことが大切です。
親子で楽しめる要素
絵本は、お子さんだけでなく、パパママも楽しめるものがおすすめです。
読み聞かせしやすい文章、心温まるストーリー、美しい絵柄など、
親子で共有できる要素がある絵本を選びましょう。
親御さんが楽しんで読んでいる姿は、お子さんにも良い影響を与えます。
読み聞かせのコツ
絵本を読む時は、場所や時間帯、声のトーンなどを工夫してみましょう。
例えば、寝る前に温かい部屋で、優しい声で読んであげると、お子さんは安心して眠りにつけるでしょう。
また、登場人物になりきって声色を変えたり、効果音を入れたりするのもおすすめです。

冬の絵本を活用した遊び
絵本に出てくる料理を作る
絵本に出てくる料理を実際に作ってみるのもおすすめです。
例えば、「おでんのおうさま」という絵本には、様々なおでんの具が登場します。
絵本を参考に、親子でおでんを作ってみるのも楽しいかもしれません。
絵本の世界が食卓に広がり、会話も弾むでしょう。
読み聞かせイベントの開催
地域の子育て支援センターや図書館などで、読み聞かせイベントを開催するのも良いでしょう。
絵本の世界を共有することで、親子の絆がさらに深まります。

他の親子との交流も生まれ、子育ての情報交換の場にもなるでしょう。
まとめ:冬の絵本で心温まる冬を過ごそう
冬の絵本の選び方と楽しみ方
冬はイベントごとが多く子供達にとっても楽しい季節です。
冬という季節を絵本の読み聞かせで学んでいきましょう。
四季を知ることで子供達はさらに冬という季節が好きになるはずです。
親子の絆を深める絵本の力
絵本は、親子の絆を深める素晴らしいツールです。
冬の絵本を通して、お子さんと心温まる時間を過ごし、素敵な思い出を作ってください。
眠りぎわまで大好きなママやパパの声・愛情に包まれて、安心して眠ることができるでしょう。
絵本は、お子さんの成長をサポートするだけでなく、家族の宝物にもなります。
絵本やおもちゃをサブスクでレンタルしたりもらえたりするサービスも存在するので積極的に利用すると、
多くの経験を子どもができるので教育にもとても良いです。


この記事を参考に、お子さんにぴったりの冬の絵本を見つけて、楽しい冬の思い出を作ってください。
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