
夏休み、子どもと何をして過ごそう?



絵本を読んであげたいけど、どれを選んだらいいかわからない…
そんなお悩みはありませんか?
この記事では、
「夏」をテーマにした絵本の魅力から、年齢別のおすすめ絵本、選び方のポイント、読み聞かせのコツまで、子育てに役立つ情報をぎゅっと凝縮してお届けします。
さらに、絵本の世界を広げる知育アイデアもご紹介。
この記事を読めば、絵本を通して、お子様と忘れられない夏の思い出を作れますよ!
夏の絵本が子供の心に響く理由
なぜ夏の絵本は、子供たちの心に深く響くのでしょうか?
それは、夏という季節が持つ特別な力と、絵本が持つ魅力が組み合わさるからなんです。
夏のイベントはワクワクがいっぱい!
夏といえば、海、山、キャンプ、虫とり、花火など、子どもたちの心をときめかせるイベントが盛りだくさん!
絵本を通して、これらの体験を追体験することで、子どもたちの感情はより豊かになります。
たとえば、花火の絵本を読んだ後に、実際の花火大会に連れて行ってあげると、絵本の世界と現実世界が繋がり、より感動的な体験となるでしょう。
夏休みは自由な時間がたっぷり!
普段は時間に追われる毎日でも、夏休みはゆったりと過ごせる絶好のチャンスです。
絵本を読むことで、子どもたちは想像力を羽ばたかせ、新しい世界を発見できます。
例えば、虫の絵本を読んだ後に、近所の公園で虫探しをしてみましょう。
絵本で見た虫を実際に見つけることで、子どもの知的好奇心は大きく刺激されます。
夏の絵本は五感を刺激する!
夏の絵本には、スイカの香り、花火の音、海の匂いなど、五感を刺激する要素がいっぱい詰まっています。
絵本を通して、子どもたちは感性を磨き、知識を深められます。
スイカの絵本を読んだ後に、実際にスイカを食べることで、視覚、嗅覚、味覚を同時に刺激し、夏の思い出をより鮮やかに彩ることができるでしょう。



このように、夏の絵本は、子どもの五感を刺激し、豊かな感情や知識を育む、特別な体験を与えてくれるのです。


年齢別!おすすめ夏の絵本
ここでは、年齢別におすすめの夏の絵本を厳選してご紹介します。
お子様の年齢や発達段階に合わせて、ぴったりの絵本を見つけてあげてくださいね。
0~3歳向け:五感を刺激する絵本
この時期の子供たちは、五感を通して世界を学んでいます。
音や触感、色などを楽しめる絵本を選んであげましょう。
おすすめ1:はなび ドーン
- あらすじ:「シューッ」という音の後に「ドーン」「パパパーン」「キラキラキラ」と花火が上がる様子を描いた赤ちゃん絵本。
暗い夜空に「シューッ」。
次のページを開くと「ドーン」「パパパーン」「キラキラキラ」と、きれいな花火が目に飛び込んできます!
「シューっ、シューっ」ときて「ポン、ドドドーン」と大きな花火が打ち上がって、また、きれい!
この繰り返しが理屈抜きで楽しい赤ちゃん絵本です。


おすすめ2:こぐまちゃんのみずあそび
- あらすじ:こぐまちゃんが水遊びをするお話。
こぐまちゃんが、夏の暑い日に水遊びを楽しむ様子が描かれています。
シンプルな絵柄と繰り返しの言葉で、小さなお子様も夢中になること間違いなしです。
水しぶきの音や、こぐまちゃんの楽しそうな表情が、夏の涼しさを運んでくれます。


4~6歳向け:想像力を育む絵本
この時期の子供たちは、物語の世界に浸るのが大好き。
ファンタジーや冒険物語を通して、想像力を豊かに育みましょう。
おすすめ1:おばけのアイスクリームやさん
- あらすじ:おばけのぼんちゃんが、森で出会う動物たちに合わせたアイスクリームを作るお話。
おばけのぼんちゃんは森でアイスクリーム屋さんをしています。
やってくるのは、動物たち。
ぼんちゃんは、やってくる動物たちの好みに合わせた、とっておきのアイスクリームを作ってあげるのです。
ユーモラスな絵柄と、動物たちの可愛らしい姿に、子どもたちは夢中になるでしょう。
おすすめ2:スイミー 小さなかしこいさかなのはなし
- あらすじ:大きな魚に仲間を食べられてしまったスイミーのお話
小さな黒い魚スイミーは、広い海で仲間と暮らしていました。
ある日、大きな魚が現れ、仲間たちは食べられてしまいます。
たった一匹残されたスイミーは、勇気を振り絞って新しい仲間を探しに旅立ちます。
困難に立ち向かうスイミーの姿は、子どもたちに勇気を与えてくれるでしょう。


おすすめ3:うらしまたろう
- あらすじ:うらしまたろうの昔話
誰もが知っている、うらしまたろうの昔話です。
竜宮城での楽しい日々、そして浦島太郎が故郷に戻った時の切ない気持ちが、美しい絵とともに描かれています。
子どもたちに、時間や故郷について考えるきっかけを与えてくれるでしょう。


小学生向け:知識が広がる絵本
この時期の子供たちは、知識欲が旺盛です。
科学や歴史、文化などをテーマにした絵本を通して、知的好奇心を刺激しましょう。
おすすめ1:ぼくがラーメンたべてるとき
- あらすじ:ラーメンを食べている時、世界の子供は何をしているかを描いた平和への願いを込めた絵本
ぼくがラーメンを食べているとき、世界の子供たちは何をしているのだろう?
この絵本は、世界中の子供たちの生活を垣間見ながら、平和への願いを込めて描かれています。
子どもたちは、この絵本を通して、世界に目を向け、自分たちの生活がいかに恵まれているかを実感するでしょう。


おすすめ2:すみれ島
- あらすじ:太平洋戦争ののちの小さな島のお話
太平洋戦争後の小さな島を舞台にした物語です。
島の人々のたくましい生活と、自然との共生を描いています。
子どもたちは、この絵本を通して、戦争の悲惨さや、平和の大切さを学ぶことができるでしょう。


夏の絵本を選ぶポイント
絵本を選ぶ際に、どんなことを意識すれば良いのでしょうか?
ここでは、夏の絵本を選ぶ上で大切な3つのポイントをご紹介します。
テーマで選ぶ(海、虫、お祭りなど)
夏の絵本には、海、虫、お祭りなど、様々なテーマがあります。
お子様の興味や関心に合わせて、ぴったりのテーマを選んであげましょう。
- 海:海の生き物、海水浴、冒険
- 虫:昆虫観察、自然との触れ合い、生態系
- お祭り:盆踊り、花火、屋台
- その他:怪談、冒険、友情、家族愛
例えば、海好きな子供には、海の生き物が出てくる絵本や、海水浴をテーマにした絵本を選んであげると、喜んでくれるでしょう。
虫好きな子供には、昆虫観察をテーマにした絵本を選んであげると、自然への興味を深めるきっかけになります。



子供の興味に合わせてテーマを選ぶことで、絵本の世界をより深く楽しむことができます。


絵のタッチで選ぶ
絵本の絵のタッチは、子供に与える印象を大きく左右します。
絵のタッチの種類と与える印象を参考に、お子様に合った絵本を選んであげましょう。
- 水彩画:優しい、温かい
- 油絵:重厚感がある、リアル
- イラスト:ポップ、親しみやすい
- 写真:リアル、自然
水彩画の絵本は、優しい色使いで、温かい気持ちにさせてくれます。
油絵の絵本は、重厚感があり、リアルな世界観を表現しています。
イラストの絵本は、ポップで親しみやすく、子供たちに人気です。
写真の絵本は、リアルな自然の姿を捉え、子供たちの知的好奇心を刺激します。



絵のタッチによって、絵本から受ける印象は大きく変わるので、子供の性格や好みに合わせて選んであげましょう。


ストーリーで選ぶ
絵本のストーリーは、子供たちの心に様々な影響を与えます。
ストーリーの種類と子供への影響を考慮して、お子様に合った絵本を選んであげましょう。
- 教訓的なストーリー:道徳観、倫理観を育む
- 冒険ストーリー:想像力、勇気を育む
- 感動的なストーリー:感情、共感力を育む
- ユーモラスなストーリー:笑い、楽しさを提供する
教訓的なストーリーは、善悪の判断や、人との接し方など、道徳観や倫理観を育むのに役立ちます。
例えば、「嘘をついてはいけない」「人を助けることは大切だ」といったメッセージを、物語を通して伝えることができます。
冒険ストーリーは、主人公が困難を乗り越えて成長していく姿を描くことで、子供たちの想像力や勇気を育みます。
例えば、未知の世界を探検したり、悪者と戦ったりする物語は、子供たちをワクワクさせ、冒険心を刺激します。



ストーリーの種類によって、子供たちに与える影響は異なるので、絵本を選ぶ際には、どんなことを学んでほしいかを考えて選んであげましょう。


親子で楽しむ!夏の絵本の読み聞かせ方
絵本は、ただ読むだけでなく、読み聞かせ方によって、子供たちの心に与える影響が大きく変わります。
ここでは、親子で絵本を楽しむための3つのコツをご紹介します。
声色や抑揚をつける
棒読みではなく、登場人物になりきって声色を変えたり、感情に合わせて抑揚をつけたりすることで、子供たちは物語の世界に入り込みやすくなります。
例えば、おばあさんの声は優しく、お化けの声は怖く、といったように、声色を使い分けることで、子供たちはよりリアルに物語を感じることができます。
絵本の世界観を共有する
絵本に出てくる場所を指さしたり、登場人物になりきって会話したり、子供に質問を投げかけたりすることで、絵本の世界観を共有し、子供たちの理解を深めることができます。
例えば、「この海の生き物はなんだろうね?」「このキャラクターはどんな気持ちかな?」など、子供に質問を投げかけることで、子供たちは積極的に物語に参加し、想像力を膨らませることができます。
読み終わった後に感想を話し合う
読み終わった後に、絵本の感想を話し合うことで、子供たちの思考力や表現力を養うことができます。
「どの場面が一番好きだった?」「このキャラクターはどう思った?」など、子供たちの意見を聞いてみましょう。
例えば、「〇〇ちゃんはこのキャラクターが好きだったんだね。どうしてかな?」と、さらに質問を重ねることで、子供たちは自分の考えを深め、言葉で表現する練習になります。
夏の絵本を活用した知育アイデア
絵本は、読み聞かせるだけでなく、様々な知育活動に活用できます。
ここでは、夏の絵本を活用した3つの知育アイデアをご紹介します。
絵本に出てくる場所へ実際に行ってみる
絵本に出てくる海や公園、お祭りなどの場所へ実際に行ってみることで、子供たちは五感を通して絵本の世界を体験できます。



海の絵本を読んだ後に、実際に海へ行って、絵本に出てきた生き物を探したり、砂浜で遊んだりすることで、絵本の世界がより身近なものになります。
絵本をテーマにした工作をする
絵本に出てくるキャラクターを作ったり、絵本に出てくる風景を再現したりする工作を通して、子供たちは創造力や表現力を養うことができます。



我が家では虫の絵本を読んだ後に、折り紙でカブトムシを作ったり、絵本に出てくる森の風景を段ボールで再現したりすることで、子供たちは創造力を発揮し、達成感を味わうことができます。
絵本の登場人物になりきって遊ぶ
絵本の登場人物になりきって遊ぶことで、子供たちは想像力や社会性を養うことができます。
兄弟や友達と一緒に、絵本の世界を再現してみましょう。



お祭りごっこなどはいかがですか?
まとめ
いかがですか?
楽しい夏の思い出を絵本とともに作ってみてはいかがですか?


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