
積み木って、ただ積み上げるだけだと思っていませんか?
実は、子どもの成長にとって良いことがたくさんあるんです!
この記事では、
積み木を使った知育のヒントを、年齢別にたっぷりご紹介します。
0歳から5歳のお子さんを持つ親御さんは、ぜひ読んでみてください。
積み木は最高の知育玩具!
積み木って、そんなに良いものなの?
そう思われる方もいるかもしれません。
でも積み木は、子どもの成長をサポートする、とっても優秀な知育玩具なんです。
なぜ積み木が良いのか、積み木遊びでどんな効果が得られるのかを詳しく見ていきましょう。
なぜ積み木が知育に良いの?
積み木は、子どもの考える力を育てます。
具体的には、
- 柔軟な思考力
- 迅速な判断力
- 創造的な問題解決能力
これらの土台を、遊びを通して自然に育むことができるのです。
例えば、積み木でタワーを作るとき、



どうすれば高く積み上げられるかな?
どんな形にすれば安定するかな?
と考えますよね。
こうした試行錯誤が、考える力を育むのです。
さらに、積み木を掴んだり、積み上げたりする手指の動きは、脳の発達を促進します。
手は「第二の脳」とも言われるほど、脳と密接に繋がっているんですよ。
積み木遊びで得られる効果
積み木遊びを通して、子どもたちは様々な能力を身につけます。
- 創造力
-
想像力を働かせて、色々なものに見立てて遊ぶことで、豊かな発想力が育まれます。
例: 積み木を車に見立てて走らせる
→積み木をただのブロックとして捉えるのではなく、
「これは車!」「これはお家!」と自由に発想することで、
子どもの想像力はどんどん広がります。 - 集中力
-
高く積み上げたり、複雑な形を作ったりするには、集中力が必要です。
例: グラグラしないように、バランスを考えながら積み上げる
→積み木が崩れないように、そっと、慎重に積み重ねる。
この過程で、子どもは自然と集中力を高めていきます。 - 空間認識能力
-
積み木の形や大きさ、位置関係を理解することで、空間を認識する力が養われます。
例: 積み木を並べて道を作ったり、積み上げて建物を作る
→「この積み木はあっちの積み木よりも大きいな」「ここにはこの形の積み木がぴったりだな」
と考えながら遊ぶことで、空間認識能力が育まれます。 - 手先の器用さ
-
小さな積み木を掴んだり、積み重ねたりすることで、指先を上手に使えるようになります。
- 物理感覚
-
積み木の重さやバランスを感じることで、物理的な感覚が身につきます。
- 協調性
-
友達や家族と協力して遊ぶことで、コミュニケーション能力や協調性が育まれます。
このように、積み木遊びは様々な効果をもたらしてくれるのです。
だからこそ、積み木は最高の知育玩具と言えるでしょう。


年齢別積み木遊びの基本
積み木遊びは、年齢によって楽しみ方が変わります。
お子さんの発達段階に合わせて、適切な遊び方を選んであげましょう。
0歳~1歳:安全に慣れ親しむ
この時期は、まず積み木に慣れ親しむことが大切です。
まだうまく遊べなくても、積み木に触れることから始めましょう。
発達段階
まだ単純な動作しかできない時期。五感を使って、色々なものを感じ取ることを楽しみます。
遊び方
- 積み木を触ったり、舐めたりして、感触を楽しみます。
- 大人が積み木を積んだり、崩したりするのを見せるだけでもOK。
- 振ると音が鳴る積み木もおすすめです。
安全対策
- 誤飲を防ぐため、基尺4cm以上の大きめの積み木を選びましょう。
- 口に入れても安全な素材(天然木、布、シリコンなど)を選びます。
- 角が丸く加工されているか確認しましょう。
まずは、積み木を手に取らせて、どんなものかを感じさせてあげましょう。
大人が楽しそうに積み木で遊ぶ姿を見せるのも良い刺激になります。
この時期は、安全に遊ぶことが何よりも大切です。






2歳~3歳:簡単な形を作る、ごっこ遊び
少しずつ、色々な形を作れるようになってきます。
子どもの発想力に驚かされることも多いでしょう。
発達段階
自分で積み木を積んだり、集中して何かを作ろうとしたりする時期。
遊び方
- 積み木を汽車や車に見立てて、ごっこ遊びをします。
- 簡単な家や動物を作ってみましょう。
ポイント
- 大人が教えすぎず、子どもの自主性を尊重しましょう。(モンテッソーリ教育の考え方)
- お子さんが作ったものを褒めて、自信を持たせてあげましょう。
例えば、積み木を横に並べて「これは電車!」と言い出したり、積み木を積み重ねて「お家できた!」と喜んだり。
大人が想像もつかないような発想で遊ぶ姿は、見ていてとても微笑ましいものです。
この時期は、子どもの自由な発想を大切にすることが重要です。






4歳~5歳:複雑な構造物を作る、ルールのある遊び
想像力や創造力が大きく育ち、複雑なものを作れるようになります。
お友達との共同作業も楽しめるようになります。
発達段階
想像力と創造力が大きく育つ時期。友達とのコミュニケーションも楽しめるようになります。
遊び方
- 家族や友達と協力して、大きな建物や街を作ります。
- 積み木を使って、ごっこ遊びをしたり、物語を作ったりします。
ポイント
- 役割分担をすることで、協調性を育みましょう。
- ルールを決めて遊ぶことで、社会性を身につけましょう。
みんなで協力して一つのものを作り上げる達成感は、子どもにとって大きな喜びとなります。
また、ルールを守って遊ぶことで、社会性も身につけることができます。
この時期は、創造力だけでなく、社会性も育むことができる良い機会です。
様々な方法やいろいろなおもちゃで子どもの感覚を刺激してあげましょう!
知育の専門家の意見を聞きながらおもちゃを一緒に選べるサブスクもおすすめです!


積み木遊びアイデア30選!
ここでは、年齢別に楽しめる積み木遊びのアイデアをご紹介します!
初級編:タワー、ドミノ、並べる
- 高く積み上げるタワー
- 順番に並べるドミノ
- 色分けして並べる
- 積み木で作る線路
- 積み木で作る迷路
- 同じ形の積み木を集める
- 積み木で作る動物園
- 積み木で作るピラミッド
- 積み木で作る橋
- 積み木で作るトンネル
中級編:家、動物、乗り物を作る
- 積み木で作る家
- 積み木で作る車
- 積み木で作る飛行機
- 積み木で作る船
- 積み木で作るロボット
- 積み木で作る動物(犬、猫、うさぎなど)
- 積み木で作るお城
- 積み木で作るロケット
- 積み木で作る観覧車
- 積み木で作る滑り台
上級編:街を作る、物語を作る
- 積み木で作る街
- 積み木で作る学校
- 積み木で作る病院
- 積み木で作るお店屋さん
- 積み木で作る遊園地
- 積み木で物語を表現する
- 積み木で迷路を作る(友達と競争!)
- 積み木でモザイクアート
- 積み木で巨大な建造物を作る
- 積み木でドミノ倒し大会
発展編:プログラミング的思考を育む積み木遊び
- 積み木で迷路を作り、プログラミングで動くおもちゃをゴールまで導く
- 特定の順番で積み木を並べるルールを作り、それを守って作品を作る
- 積み木で簡単なピタゴラスイッチを作る
- 積み木でデザインを作り、それを再現するプログラムを作る
- 積み木で簡単なゲームを作り、プログラミングで動きをつける


積み木選びのポイント
どんな積み木を選んだら良いか迷いますよね。
ここでは、積み木選びのポイントをご紹介します。
安全性、耐久性、サイズなど、様々な観点から見ていきましょう。
素材:安全性と耐久性をチェック!
- 安全性:
- 口に入れても安全な素材を選びましょう。(天然木、布、シリコンなど)
→特に小さなお子さんは、何でも口に入れてしまうので、安全な素材を選ぶことが非常に重要です。 - 「STマーク」(安全玩具のマーク)が付いているか確認しましょう。
→STマークは、安全基準を満たしていることを示すマークです。
- 口に入れても安全な素材を選びましょう。(天然木、布、シリコンなど)
- 耐久性:
- 長く使えるものを選びましょう。
→積み木は長く使えるおもちゃなので、耐久性の高いものを選ぶのがおすすめです。 - 天然素材の積み木は、使えば使うほど味が出てくるものもあります。
→天然素材の積み木は、経年変化も楽しめます。
- 長く使えるものを選びましょう。
サイズ:年齢に合わせた選び方を
- 基尺: 積み木の基本となるサイズのことです。
- 0歳~1歳: 誤飲を防ぐため、基尺4cm以上のものを選びましょう。
→小さすぎる積み木は、誤飲の危険性があるので絶対に避けましょう。 - 3歳以上: 基尺3.3cm程度の積み木がおすすめです。
→3歳以上になると、細かい作業もできるようになるので、少し小さめの積み木でも安全に遊べます。
- 0歳~1歳: 誤飲を防ぐため、基尺4cm以上のものを選びましょう。
種類:面取り、色にも注目!
- 面取り:
- 角が丸く加工されているか確認しましょう。
→角が尖っていると、怪我をする可能性があるので、面取り加工がされているものが安心です。
- 角が丸く加工されているか確認しましょう。
- 種類:
- 色々な形(立方体、直方体、三角形、円錐など)があると、遊びの幅が広がります。
→様々な形の積み木があると、創造力を刺激し、より複雑なものを作ることができます。 - 無垢材の積み木は、木のぬくもりを感じられます。
→無垢材の積み木は、手触りが良く、温かみがあります。 - カラフルな積み木は、子どもの興味を引きやすいです。(0歳~1歳向け)
→カラフルな積み木は、視覚的な刺激になり、子どもの好奇心を刺激します。
- 色々な形(立方体、直方体、三角形、円錐など)があると、遊びの幅が広がります。
これらのポイントを踏まえて、お子さんにぴったりの積み木を選んであげてください。
おすすめの積み木ブランド紹介
- ボーネルンド オリジナル積み木 カラー
- 美しい色彩と正確な面取りが魅力。


- 音いっぱい積み木
- 全てのブロックに音が入っていて、楽しい!


- BRIO つみき 50ピース
- 環境に優しいエコ積み木。


- ポプリの森 レンガつみき 直方体積み木50個セット
- 創造力を刺激する積み木セット。


- KUMON くもんのひらがなつみき
- 遊びながらひらがなを学べる!


まとめ:積み木は子どもの成長を応援する最高のパートナー
積み木は、子どもの創造力、集中力、空間認識能力など、様々な能力を育むことができる、最高の知育玩具です。
年齢に合わせた積み木を選び、安全に配慮しながら、親子で一緒に楽しむことで、子どもの成長を応援できます。



さあ、今日から積み木遊びを始めて、お子さんの可能性を広げてみませんか?
積み木は、きっとお子さんの成長を応援する最高のパートナーになってくれるでしょう。
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