この記事は、
0~1歳のお子様をお持ちの親御さんへ向けて、初めての絵本選びの悩みを解決するために書きました。

「どんな絵本を選べばいいの?」
「うちの子は気に入ってくれるかな?」
そんな不安を解消し、絵本を通して親子の素敵な時間を過ごせるように、
選び方のポイントとおすすめの絵本をご紹介します。
なぜ赤ちゃんに絵本が人気? 驚きの効果
絵本は、赤ちゃんの成長に様々な良い影響を与えてくれます。具体的には、以下の3つの効果が期待できます。
- 言葉の発達をサポート:絵本を通して、たくさんの言葉に触れる機会が増え、自然と語彙力が豊かになります。
- 集中力を高める:絵本の世界に夢中になることで、注意を持続させる力が養われます。
- 社会性を育む:絵本を通して、様々な感情や人との関わり方を学び、感受性豊かな心を育てます。
このように、絵本は赤ちゃんの成長を多角的にサポートする効果があります。
さらに、ママやパパが愛情を込めて読み聞かせをすることで、
赤ちゃんの言語発達はより一層促進されます。
親子の温かい触れ合いは、赤ちゃんにとって何よりも大切な心の栄養となるでしょう。


【月齢別】赤ちゃんに合った絵本の選び方
1歳前後の赤ちゃんには、10ページ前後の短い絵本がおすすめです。
発達心理学の専門家である今福理博先生は、
赤ちゃんが大人とのコミュニケーションを通じて言葉を獲得していくことを重視しており、
大人と楽しみながら遊びの中でたくさんの言葉に触れることができる絵本を選ぶことを推奨しています。
赤ちゃんの発達段階に合わせた絵本を選ぶことで、より効果的に絵本の魅力を伝えることができます。
- 0~4ヶ月
- まだ視力が発達段階なので、音の響きが楽しめる絵本や、赤ちゃんの目にも認識しやすい、
目と口のある「かお」に注目する特性を踏まえた絵本がおすすめです。
- まだ視力が発達段階なので、音の響きが楽しめる絵本や、赤ちゃんの目にも認識しやすい、
- 8~10ヶ月
- 手で触って楽しめる絵本が良いでしょう。
- ボコボコやフワフワなどいろいろな素材を使った遊び絵本は、
触覚を刺激し、脳の発達を促します。
- 11ヶ月~
- 指先を使った遊びを取り入れた絵本がおすすめです。
- つまんだり引っ張ったりするしかけのある本や、
安全に配慮された布絵本などを選んであげましょう。
このように、月齢ごとに適した絵本を選ぶことで、赤ちゃんの興味を引きつけ、成長をサポートすることができます。
月齢 | 特徴 | おすすめの絵本の種類 |
---|---|---|
0~4ヶ月 | 視覚発達段階、顔への注目 | 音の響きが楽しめる絵本 顔の絵がある絵本 |
8~10ヶ月 | 触覚の発達 | 手で触って楽しめる絵本 (様々な素材を使った絵本) |
11ヶ月~ | 指先の器用さの発達 | 指先を使った遊びを取り入れた絵本 (仕掛け絵本、布絵本など) |
専門家が厳選!人気赤ちゃん絵本おすすめ7選
ここでは、専門家が厳選した、赤ちゃんに大人気の絵本を7冊ご紹介します。どの絵本も、赤ちゃんの成長を考慮して選ばれているので、安心して読み聞かせできます。
定番絵本
いないいないばあ
説明
赤ちゃんと目が合うように描かれている絵が特徴で、初めての絵本にぴったりです。
おすすめポイント
シンプルな内容と繰り返しの言葉で、赤ちゃんを笑顔にします。


だるまちゃんとてんぐちゃん
説明
だるまに天狗といった日本ならではのものをモチーフにした絵本です。
おすすめポイント
ユーモラスな絵柄と、だるまちゃん、てんぐちゃんのやり取りが楽しい絵本です。


きんぎょがにげた
説明
ページをめくるたびにキンギョがどこかに隠れている、絵探しを楽しめる絵本です。
おすすめポイント
色彩豊かな絵と、隠れたキンギョを探す楽しさで、集中力と観察力を養います。


知育絵本
どこかな どこかな?
説明
赤ちゃんの生活リズムに沿ってストーリーが展開し、生活習慣を身につけるきっかけにもなります。
おすすめポイント
1歳からの指差し絵本としてもおすすめです。
しろくまちゃんのほっとけーき
説明
ホットケーキを作る手順が可愛く描かれており、料理に興味を持つ2歳くらいのお子さんにおすすめです。
おすすめポイント
ホットケーキが焼きあがる様子が、視覚的に楽しく表現されています。


もこ もこもこ
説明
いろんな擬音が出てくる絵本です。
おすすめポイント
言葉のリズムと色彩豊かな抽象画が、赤ちゃんの感性を刺激します。


しかけ布絵本
ぷしゅぷしゅのだいぼうけん
説明
東京大学・赤ちゃんラボ監修、「シナぷしゅ」から初のしかけ布絵本。
おすすめポイント
鮮やかな絵、ふかふかとした感触、音の出るページやミラーなど赤ちゃんが存分に指先を使って楽しめるおもちゃの安全基準「STマーク」を取得した布絵本です。
読み聞かせのコツ!赤ちゃんがもっと喜ぶ方法
赤ちゃんがもっと喜んでくれる読み聞かせのコツをご紹介します。
ちょっとした工夫で、絵本の世界がさらに広がり、親子の絆も深まります。
- ゆっくりとしたテンポで、抑揚をつけて読む
- 「わんわん」「ねんね」などの赤ちゃん向けの言葉を発するときに、対乳児発話(マザリーズ)を意識しましょう。
- 理由:ゆっくりと抑揚をつけることで、赤ちゃんの注意を引きつけ、言葉の響きを楽しませることができます。
- 絵本の内容について話しかける
- 「パンはどれかな?」「ワンワンはどこにいるかな?」など、インタラクティブな読み聞かせをしましょう。
- 理由:話しかけることで、赤ちゃんは絵本の内容をより深く理解し、コミュニケーション能力を養います。
- 赤ちゃんの目をみて、絵を指さしながら読む
- 親が一方的に情報を与えるのではなく、赤ちゃん自身が指をさしたり言葉を発するまで、ゆっくり待ってあげることが大切です。
- 理由:赤ちゃんのペースに合わせてあげることで、自主性を尊重し、考える力を育てます。
これらのコツを実践することで、赤ちゃんは絵本の世界に夢中になり、読み聞かせの時間がより豊かなものになるでしょう。
絵本で広がる!親子のコミュニケーション
絵本は、親子のコミュニケーションを深めるための大切なツールです。



絵本を通して、親子の愛情を育み、楽しい時間を共有しましょう。
読み聞かせは、単に言葉を伝えるだけでなく、温もりや愛情を伝える時間です。
膝の上に抱きしめて絵本を読むことで、
赤ちゃんは安心感を得て、心が満たされます。


絵本選びでよくある質問と解決策
絵本選びでよくある質問とその解決策をご紹介します。
まとめ
絵本は、赤ちゃんの成長をサポートするだけでなく、
親子の絆を深める素敵なアイテムです。



お子様にぴったりの絵本を見つけて、楽しい読み聞かせの時間を過ごしてくださいね。
絵本を通して、たくさんの笑顔と愛情を育んでいきましょう。
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