【年齢別対策】子どもの車ぐずりSOS！原因から対策、便利グッズまで徹底解説

そんな経験、ありませんか？ 長時間のドライブ、特に小さいお子さん連れだと、ぐずり対策は必須ですよね。

この記事は、0歳から6歳のお子さんを持つパパママに向けて、車での移動をもっと快適にするための情報をお届けします。

長距離ドライブや帰省時のぐずりに悩んでいる方は必見！

ぐずりの原因から年齢別の対策、おすすめグッズまで、この記事を読めば、きっと解決策が見つかりますよ。

なぜ？子どもの車ぐずりの原因を徹底解剖

まずは、なぜ子どもが車でぐずってしまうのか、その原因を探ってみましょう。

原因を理解することで、より効果的な対策が見つかります。

年齢の要因

• 0歳～1歳:
  まだ言葉でうまく伝えられないため、お腹が空いた、眠い、オムツが濡れたなどの生理的な欲求が満たされないとぐずることがあります。
  例えば、ミルクの時間や昼寝の時間がずれると、ぐずりやすくなります。
• 1歳～2歳:
  好奇心旺盛で、何でも自分でやりたがる時期。しかし、思い通りにならないと癇癪を起こすことも。チャイルドシートにじっと座っているのが退屈で、ぐずり出すこともあります。
  例えば、おもちゃを取ろうとして手が届かなかったり、窓の外を見たがったりする時にぐずることがあります。
• 3歳～6歳:
  我慢する力もついてきますが、退屈したり、遊びたい気持ちが抑えられなかったりすると、ぐずることがあります。また、兄弟姉妹とのケンカが原因になることも。
  例えば、ゲームやお絵かきがしたくても、車の中ではできないため、不満を感じてぐずる場合があります。

環境要因

• 車内の温度:
  暑すぎたり、寒すぎたりすると不快でぐずりやすくなります。
  例えば、夏場の締め切った車内や、冬場の暖房が効きすぎた車内は要注意です。
• 騒音:
  車のエンジン音や走行音などが気になる子もいます。
  特に、普段静かな環境で過ごしている子どもは、音に敏感な場合があります。
• 空気の悪さ:
  換気が悪いと、気分が悪くなってぐずることがあります。
  定期的に窓を開けて換気することが大切です。
• 心理・生理的な要因
  • 体調不良:
    睡眠不足や空腹、便秘などが原因でぐずることも。
    出発前にしっかりと休息を取り、食事を済ませておくことが大切です。
  • 過去のトラウマ:
    車酔いや事故などの経験がトラウマになっている場合もあります。
    過去に嫌な経験がある場合は、慎重な対応が必要です。
  • 親の運転:
    急ブレーキや長距離運転で、子どもが不安を感じてぐずることもあります。
    安全運転を心がけ、こまめな休憩を取りましょう。

このように、子どものぐずりには様々な原因があります。

原因を特定し、適切な対策を行うことで、快適なドライブに繋げることができます。

年齢別！効果的なぐずり対策【0歳～6歳】

原因がわかったら、次に対策です！ 年齢別に効果的なぐずり対策をご紹介します。

お子様の年齢に合わせた対策で、ぐずりを軽減しましょう。

0歳～1歳

この時期は、まだ言葉が通じないため、五感を刺激するような対策が効果的です。 視覚、聴覚、触覚などを刺激して、赤ちゃんを落ち着かせましょう。

音楽を流す

• いつも聴いているお気に入りの音楽を流しましょう。
• 童謡や子守唄などがおすすめです。
• いつも慣れ親しんでいるものを。
• 『おかあさんといっしょ』や『いないいないばぁ』の番組が好きな子には、その曲を選ぶといいでしょう。
• 音楽は、赤ちゃんをリラックスさせ、安心感を与える効果があります。

ベビーミラーを活用する

• 後ろ向きのチャイルドシートに座っている赤ちゃんには、ベビーミラーがおすすめです。
• 自分の顔が鏡に映るのが好きな赤ちゃんは、自分の姿を見てご機嫌になることも。
• すると車のバックミラーにその鏡に映った赤ちゃんの顔を、前部座席にいるパパ・ママが確認できるので安心。一石二鳥。

おもちゃを与える

• おきあがりこぼしやラトルなど
• 赤ちゃんが興味を持つおもちゃを持たせてあげましょう。

1歳～3歳

この時期は、好奇心旺盛で、自分でできることが増えてきます。おもちゃや絵本、シールなどを活用して、飽きさせない工夫をしましょう。
子どもの興味を惹きつけ、積極的に遊びを取り入れることがポイントです。

• マルチホルダーを利用する
  お気に入りのおもちゃを落とさないように、マルチホルダーを活用しましょう。チャイルドシートに取り付けるのがおすすめです。
• ご褒美を用意する
  チャイルドシートに座ったらジュースをあげるなど、ご褒美を用意して、「ここに座っていると良いことがある」というポジティブな刷り込みをしましょう。
• シール貼りで遊ぶ
  100円ショップなどで購入できるシールブックは、手軽に遊べておすすめです。
  シール貼りは、手先の発達を促し、集中力を養う効果があります。

3歳～6歳

この時期は、ある程度言葉も理解できるようになり、知的な遊びも楽しめるようになります。タブレットやDVD、ゲームなどを活用して、楽しく過ごせるように工夫しましょう。

知的好奇心を満たし、考える力を育む遊びを取り入れることが大切です。

• しりとりをする
  「食べ物しりとり」や「動物しりとり」など、テーマを決めてしりとりをすると、飽きずに楽しめます。
• 特別なおもちゃを用意する
  車の中でしか遊べない特別なおもちゃを用意すると、子どもは喜びます。おもちゃのキーボードや、押すと音が鳴るおもちゃなどがおすすめです。
• タブレットやDVDを活用する
  子どもの好きなアニメや映画をタブレットにダウンロードしたり、DVDを車で見られるようにしておくと、ぐずり対策になります。
• おやつをあげる
  普段あまり食べないタイプのおやつを用意しておくと、特別感があって喜びます。口溶けの良いラムネやボーロなどがおすすめです。
• リュックに詰めさせる
  「持っていきたいもの」を自分のリュックに詰めさせることで、自分で持ち物を管理する意識が芽生え、 ドライブへの参加感が生まれます。

その他年齢共通

競争させる

「今日はどっちが早くシートベルトをつけられるかな」と競争させると、子供も楽しくシートベルトをつけてくれるでしょう。

理由を説明する

走行中にシートベルトを勝手に外すことについては、「シートベルトなしで事故に遭ったら大変なことになる」「シートベルトなしで車を動かすと警察に怒られるよ」と説明すると効果があるでしょう。

また、シートベルトを勝手に外した時には車を路肩に停車して再装着するまで動かさないというルールを設けるのも良いでしょう。

必見！車内環境を快適にする便利グッズ紹介

車内環境を快適にするための便利グッズをご紹介します。 これらのグッズを活用して、より快適なドライブを実現しましょう。

• 車載用Wi-Fiルーター
  長距離ドライブには必須のアイテム。これがあれば、タブレットで動画を見たり、オンラインゲームをしたり、自由に楽しめます。
• タブレットホルダー
  後部座席でタブレットを見る際に、首が疲れないように、タブレットホルダーがあると便利です。
• その他便利グッズ
  • Nicott(ニコット) 一緒におでかけふわもふミッフィー2

ぐずり知らず！出発前の準備と心構え

出発前の準備をしっかりしておけば、ぐずりを未然に防ぐことができます。

入念な準備で、スムーズなドライブを実現しましょう。

• 持ち物の準備:
  • 着替えやおむつは多めに
  • ベビーカーは念のため積んでおく [参考] 着替えやおむつは多めに入れておき、ベビーカーが必要か分からない行き先でもとりあえず積んでおく
    十分な量の着替えやおむつは、急なトラブルにも対応できる安心感を提供します。
• 車内環境の整備:
  • 夏場はベビーシートを冷やしておくベビーシート用のサンシェードをつける後部座席の小窓にカーテンをつける寒い時期は軽い膝掛けを準備する

それでもぐずったら？最終手段と親の心得

どんなに対策をしても、ぐずってしまうことはあります。

そんな時の最終手段と、親の心得をご紹介します。 焦らず、冷静に対応し、安全なドライブを心がけましょう。

• 安全な場所に停車する
  ぐずりが酷くて運転に集中できない場合は、無理せず安全な場所に停車して休憩しましょう。
• 抱っこして落ち着かせる
  抱っこしてあげるだけでも、子どもは安心することがあります。
  抱っこは、子どもに安心感を与え、精神的な安定をもたらす効果があります。
• 緊急時用のおもちゃや動画
  最終手段として、とっておきのおもちゃや動画を用意しておきましょう。
  緊急時用のおもちゃや動画は、子どもの気を引き、一時的にぐずりを抑える効果があります。
• 親の心得
  • 焦らない、怒らない
  • 子どもの気持ちに寄り添う
  • 交代で運転する
  • 専門家への相談も検討する
  親が冷静に対応することで、子どもの不安を軽減し、落ち着かせることができます。

最後に

子どもの車ぐずり対策は、年齢や性格によって効果が異なります。

この記事を参考に、お子さんに合った対策を見つけて、楽しいドライブにしてくださいね！