「出産を終えて、体型がなかなか戻らない…」
「育児で疲れて、自分の時間がない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
産後ヨガは、そんなママたちのためのヨガなんです。
無理なく体型戻しをサポートし、心身ともにリフレッシュできます。
この記事では、
産後ヨガの効果や始める時期、
自宅でできる簡単ポーズなどを詳しく解説します。
この記事を読めば、
あなたも産後ヨガを始めて、
心身ともに健康な毎日を送れるはずです!
産後ヨガとは?得られる効果を解説
産後ヨガとは
産後ヨガとは、
出産後の女性の心身の回復を目的としたヨガのこと。
妊娠・出産で変化したホルモンバランスや体型、
育児による疲労やストレスに対応し、
ママと赤ちゃんの健康をサポートします。
一般的なヨガとの違いは、
産後の体に配慮した内容であることです。
産後の体力やニーズに合わせたヨガのポーズ、
呼吸法、リラックス法を取り入れます。
産後ヨガで得られる効果
産後ヨガには、
以下のような効果が期待できます。
- 体型戻し・体重減少:
代謝が改善することで脂肪が落ちやすくなります。 - 骨盤矯正・姿勢改善:
姿勢を改善する効果が期待できます。
骨盤底筋をケアすることで、
尿もれや膣のゆるみを改善することも可能です。 - 産後の不調改善:
体のこわばりや緊張を解放し、
腰痛や肩こりを改善する効果が期待できます。 - メンタルヘルスへの効果:
心を穏やかに安定させる効果が期待できます。
ストレスホルモンのコルチゾールを低下させる効果も。
産後ヨガはいつから始めていいの?開始時期の目安
産後ヨガを始める時期は、
分娩方法や体の回復具合によって異なります。
自然分娩の場合
産後1か月の検診で問題がなければ、
産後6週目~8週目からごくやさしい内容のヨガを始めるとよいでしょう。
帝王切開の場合
術後の傷の回復や体力の回復に時間がかかるため、
産後2〜3か月は安静を保つことが推奨されます。
帝王切開の場合は産後3ヶ月後から主治医と相談して始めましょう。
子宮が元の大きさに戻る目安の1ヶ月半程度は産後ヨガを控えるようにしましょう。
骨盤底筋を鍛える簡単なエクササイズであれば、
産後24時間以降から可能です。
ただし、痛みがある場合は傷が癒えてからにしましょう。
最終的にはママご自身の判断となります。
疲労感が強い時、気がすすまない時などは、
無理せずにお休みするようにしましょう。
産後ヨガの注意点:安全に行うために
産後ヨガを行う際は、
以下の点に注意して安全に行いましょう。
- 医師に相談する:
ヨガを始める前に必ず産後の定期検診で
かかりつけ医の許可を得てから行いましょう。 - 体調に合わせて無理なく行う:
産後の状態に合わせて緩やかなものから始め、
徐々に負荷を上げるようにしましょう。 - 短時間から始める:
最初は短時間のヨガから始め、
徐々に時間を延ばしていくようにしましょう。 - 頻度を調整する:
ヨガの頻度は週1ペースからゆっくりと進めましょう。
- グループレッスンに注意
産後の女性の体力やニーズには個人差があるため、
グループレッスンでは疲労感や物足りなさにつながる場合があります。
一般のレッスンに参加する場合は、
インストラクターに産後であることを申し出ましょう。
- 避けるべきポーズ
股関節を大きく開くポーズ、
仰向けから上半身を起こす腹筋運動、
深いねじりや後屈、過度に負荷がかかるものは避けましょう。 - 「いきなり腹筋」はNG
産後に「いきなり腹筋」は行わないようにしましょう。 - 痛みを感じたら中止する
傷口に違和感を感じるような圧迫や、ストレッチは避けましょう。
自宅で簡単!産後ヨガおすすめポーズ3選
自宅で簡単に行える産後ヨガのポーズをご紹介します。
無理のない範囲で、心地よく体を動かしましょう。
呼吸が気持ちよく、体に心地よいかどうか、
注意深く自己観察をしながら、
少しずつ練習の強度・量を引き上げるようにしましょう。
キャットアンドカウ(ネコとウシのポーズ)
背中の筋肉とお腹の深層部にある筋肉を動かせるポーズです。
初心者でも取り組みやすく、リラックス効果も期待できます。
- 両手を肩の真下、両ひざは骨盤の下にくるようにセットする。
- 吐く呼吸で両手でマットを押しながら背骨を丸める。
- 吸う呼吸で腰の方から背骨を反らせ、斜め上を見るように頭を上げる。
- ゆっくりと丁寧に3〜5呼吸行う。
橋のポーズ
産後の骨盤底筋のストレッチにおすすめのポーズです。
- 仰向けになりひざを立てる。脚幅は骨盤幅。
脛が床に垂直になるように膝は深めに曲げる。
腕は体側に沿わせるように伸ばし、手のひらは下向き。 - 足裏で力強く床を踏みしめ、ゆっくりとお尻を上げる。
内ももを意識し、膝と膝の距離は骨盤幅をキープする。 - 吐く呼吸で背骨の上からゆっくり身体を下ろす。
- 背骨ひとつひとつの動きを意識しながら何度か行う。
戦士のポーズ
お尻と内ももの筋肉にアプローチできるので、
産後の骨盤底筋を鍛えるのにぴったりのポーズです。
- 右脚を軸に、左脚を脚一本分くらいの距離に大きく引き、
足さきを30度から45度に開き、左足裏を着地する。
このとき両かかとは一直線か、きつければ、
左脚裏の位置は足一足分左外に移動して良い。 - 骨盤を正面(右膝の向いている方向)に向け、右膝を曲げて踏み込む。
右脛は床に垂直。左ふくらはぎの伸びを感じる。 - 両腕を持ち上げ下腹部を引き締めたまま呼吸をし、
反対側も同様に行う。 - 下腹部を引き締めたまま呼吸をする。
産後ヨガの効果を高めるポイント
産後ヨガの効果を高めるためには、
以下のポイントを意識しましょう。
- 継続する
産後ヨガは、継続することで効果を実感しやすくなります。 - 呼吸を意識する
ヨガの呼吸法は、心身のリラックス効果を高めます。 - リラックスする
心身をリラックスさせ、心地よい時間を過ごしましょう。 - 専門家の指導を受ける
知識・経験のある専門のヨガ講師に直接、
産後ヨガを教わることをおすすめします。 - オンラインヨガを利用する
子育て中はオンラインヨガがおすすめ!
子どもがいてもお家でできていつでもリラックスできます!


産後ヨガで心身ともに健康な毎日を!
無理のない範囲で、ヨガを取り入れて、
心身ともに健康な毎日を送りましょう。
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