電車ぐずり地獄からの脱出!子育て専門家が伝授【年齢別対策&親のメンタルケア付】

せなかママ

せっかくのお出かけなのに、電車で子どもがぐずって大変…

せなかさん

周りの目が気になって、もう電車に乗りたくない…

そんな悩みを抱えるパパママへ。

この記事では、

子育てのプロが、電車での子どものぐずりの原因から、年齢別の具体的な対策、そして親御さんの心のケアまで、徹底的に解説します。

電車での移動が、少しでも快適になるように、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

目次

なぜ?電車で子どもがぐずる原因を徹底解剖

まずは、どうして子どもが電車でぐずってしまうのでしょうか?
その原因を詳しく見ていきましょう。

環境要因:閉鎖空間、騒音、振動…ストレスがいっぱい!

電車の中は、子どもにとって普段とは違う刺激的な環境です。具体的には、下記のような要因が考えられます。

  • 閉鎖的な空間
    • いつもと違う場所に閉じ込められているような感覚になる。
  • 騒音
    • 電車の音やアナウンスなど、普段聞き慣れない音がする。
  • 振動
    • 電車の揺れが落ち着かない。

これらの環境要因が、子どものストレスとなり、ぐずりの原因となることがあります。

特に、1〜3歳頃のお子さんは、イヤイヤ期と重なり、
自分の気持ちをうまく伝えられないため、ぐずってしまうことが多いようです。

つまり、普段と違う環境がストレスとなり、ぐずりにつながるのです。

発達段階:自我の芽生えと欲求不満

子どもの発達段階も、ぐずりの原因と深く関わっています。

自我の芽生え

自分の意志を持ち始め、「あれしたい!」「これイヤ!」という気持ちが強くなる。

欲求不満

自分の思い通りにならないと、泣いたり、かんしゃくを起こしたりする。

1歳ごろは、親御さんのしたいことと自分のしたいことが違う場合にぐずることが多いようです。
このように、自我が芽生え、欲求が満たされないことが、ぐずりの一因となるのです。

その他の原因

上記以外にも、下記のような原因が考えられます。

  • 生理的な不快感
    • 空腹、眠気、おむつの不快感。
  • 特定の音への恐怖
    • 電車の音やアナウンスなど、特定の音を怖がる。
  • 親の精神状態
    • 親の不安や焦りが子どもに伝わる。

これらの原因が複雑に絡み合って、子どものぐずりを引き起こしていると考えられます。原因を理解することで、より適切な対策を講じることができます。

年齢別!効果的なぐずり対策【事前準備編】

原因がわかったら、次は具体的な対策を立てていきましょう。まずは、事前にできることから!

持ち物リスト:年齢に合わせたお助けアイテムを準備!

年齢に合わせたおもちゃやアイテムを準備しておくと、ぐずり対策になります。例えば、下記のようなものがあると便利です。

  • 定番アイテム:
    • お気に入りのおもちゃ
    • 絵本
    • お菓子
    • 飲み物
  • 年齢別おすすめアイテム:
    • 0歳~1歳: おしゃぶり、ブランケット
    • 2歳~3歳: シールブック、タブレット(動画やゲームをダウンロード)
  • その他:
    • ウェットティッシュ
    • 着替え

おやつを選ぶ際の注意点

おやつを選ぶ際には、いくつか注意しておきたい点があります。

  • アレルギー対応のものを選びましょう。
  • できるだけ無添加のものを選びましょう。
  • グミなど匂いの強いもの、ボーロなど転がるものは避けるのがおすすめです。
  • 小さく割って与えるなど、工夫してみましょう。

このように、年齢や状況に合わせたアイテムを準備することで、ぐずりを未然に防ぐことができます。

時間帯の工夫:空いている時間を狙って快適に!

電車に乗る時間帯を工夫することも、ぐずり対策として有効です。

  • ピーク時を避ける
    • 通勤ラッシュ時など、混雑する時間帯は避けましょう。
  • 子どものリズムに合わせる
    • 子どもの機嫌が良い時間帯や、眠たくなる時間帯を狙うのがおすすめです。
  • 新幹線はランチタイムに予約
    • 食事で気分転換!

例えば、平日の午前中など、比較的空いている時間帯を選んで移動すると、
子どももリラックスして過ごせるでしょう。

施設をチェック!(新幹線など長距離移動の場合)

新幹線など長距離移動の場合は、事前に施設をチェックしておくと安心です。

  • 授乳室やおむつ交換台の場所を確認しておきましょう。
  • ベビーカー置き場や多目的室の有無を確認しておきましょう。

Yahoo!乗換案内アプリでは電車の「混雑予報」を可視化できるので便利です!

事前にこれらの情報を把握しておくことで、安心して移動できます。
このように、時間帯や施設を工夫することで、より快適な移動を実現できます。

【シーン別】電車内でぐずった時の対処法マニュアル

どんなに準備しても、ぐずってしまうことはありますよね。そんな時のために、シーン別の対処法を覚えておきましょう!

ぐずり始めのサインを見逃さない!

ぐずり始めのサインに早めに気づくことが、悪化を防ぐための第一歩です。

  • 落ち着きがなくなる
  • そわそわし始める
  • 不機嫌な表情になる

これらのサインを見逃さないように、注意深く観察しましょう。

落ち着かせる言葉かけ:共感と安心を!

言葉かけは、子どもの心を落ち着かせる効果があります。

  • 「そうだね、つまらないね」と気持ちに共感する。
  • 「もうすぐ着くからね」と安心感を与える。
  • 「頑張ってるね」と褒めてあげる。

例えば、「つまらないね。でも、もうすぐお家に着くから、もう少しだけ頑張ろうね」のように、
共感と安心を伝える言葉をかけてあげましょう。

気を紛らわせる:遊びや視覚刺激で気分転換!

遊びや視覚刺激は、子どもの気を紛らわせるのに効果的です。

  • 遊び
    • 手遊び歌、電車クイズ、変顔対決。
  • 視覚刺激
    • 窓の外の景色を見せる。

例えば、手遊び歌を歌ったり、窓の外の景色を指差して「あれは何かな?」と問いかけたりすることで、
子どもの興味を引きつけ、ぐずりを忘れさせることができます。

アイテムを活用:おやつやおもちゃで気を引く!

おやつやおもちゃは、子どもの気を引くための強力なアイテムです。

  • おやつ
    • 小さく割ったおせんべいを少しずつ与える。
  • おもちゃ
    • 音の静かなおもちゃ、布絵本、シールブック。

ピープルの「電車・バスのおでかけに安心! ぐずりに効くよだれカバー」もおすすめです。

ただし、おやつを与えすぎると、後でご飯を食べなくなる可能性があるので、
量には注意しましょう。

移動:場所を変えて気分転換!

場所を変えることで、気分転換になることもあります。

  • デッキに出る。
  • 空いている車両に移動する。

ただし、移動する際は、周りの乗客に配慮することを忘れずに。

最終手段:無理せず途中下車!

どうしてもぐずりが収まらない場合は、無理せず途中下車することも検討しましょう。

  • 一度電車を降りて、気分転換をする。
  • 抱っこ紐をほどいたり、上着を脱がせたりして、楽な状態にする。

無理に電車に乗り続けて、親子ともにストレスを抱えるよりも、一旦リフレッシュすることが大切です。

周囲への配慮を忘れずに!

公共の場である電車内では、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。

  • ベビーカーの安全対策を徹底する(車輪ロック、シートベルト、手で支える)。
  • 状況に応じてベビーカーをたたむ。
  • 車椅子スペースを譲る。
  • 通路を塞がない。
  • 優先席は必要な人に譲る。

SNSでの意見

  • 電車は自分も乗せて貰ってる公共の交通機関だという認識を持ち、周囲への配慮を忘れてはいけない。
  • ベビーカーは親が座っているならたたむべき。
  • 座りたいならベビーカーをたたんで子供を抱いて普通の席に座るのが良い。

これらの対処法を参考に、状況に応じて適切な対応を心がけましょう。

ぐずり対策グッズ紹介!これで移動も楽々

移動を楽にする、おすすめのぐずり対策グッズをご紹介します!

布絵本

軽くてスペースを取らない。おもちゃ要素も絵本要素も入っている。

キャラクター指人形

かさばらない。指人形が話すと子どもが聞いてくれる。

シールブック

繰り返し使えるものを選ぶと◎

ぐずりに効くよだれカバー

カシャカシャ音、鈴の音、歯固めなど、色々な仕掛けで赤ちゃんの興味を引く。

おやつ

アレルギー対応、無添加のものを選ぶ。
グミなど匂いの強いもの、ボーロなどの転がるものは避ける。
小さく割って与えるなど工夫が必要。

その他

抱っこ紐、おしゃぶり(普段からお気に入りのもの)、音の静かなおもちゃ、タブレット(動画視聴、ゲーム)

これらのグッズを上手に活用して、移動をより快適なものにしましょう。

こちらの記事も参考に持ち運びに便利な玩具を検討してみてください。

周りの目が気になる…!親の気持ちを楽にする考え方

せなかさん

周りの人に迷惑をかけているんじゃないか…

せなかママ

また何か言われるんじゃないか…

どうしても周りの目が気になってしまいますよね。そんな時は、以下のことを思い出してみてください。

「子どもは泣くのが仕事」という認識を持つ!

  • 大日向雅美さんの「まあいいか」という考え方を参考に、完璧主義にならない。
  • 「この子はこういうタイプだわ」と割り切る

つまり、子どもの泣き声は、成長の過程で自然なことだと捉え、
気にしすぎないようにすることが大切です。

周囲の理解を求める!

  • 「ご迷惑をおかけしています」という気持ちを伝える。
  • 助けを求めることをためらわない。
  • 「WEラブ赤ちゃん 泣いてもいいよプロジェクト」を知っておく。

例えば、「WEラブ赤ちゃん 泣いてもいいよプロジェクト」のように、
子育てを応援する社会的な取り組みを知っておくことで、気持ちが楽になることもあります。

自分自身が焦らない!

  • 焦りが子どもに伝わると、さらに泣いてしまう可能性がある。
  • 深呼吸をして心を落ち着ける。

例えば、深呼吸をしたり、心の中で「大丈夫、大丈夫」と唱えたりすることで、冷静さを保つことができます。

SNSでの意見

ゼロ歳児を育てる母親が、ベビーカーでバスの優先席に座っていたところ、年配の女性から注意を受けた事例に対し、「うわーー嫌なおばさんだこと」「そんな指示される覚えないっつーの」「何で車内が空いているのに座ってはいけないのかさっぱり分かりません」「バスで立っているのは危ないし、いろいろ文句を言ってくる人は知らないだけのことが多いですから」「車内が空いているなら座りましょう。安全のためでもあり、ベビーカーのママは言わば子育てのため24時間心身とも休まる時はなかなかないので、せめて座れる時には大丈夫なので、どうぞお座りくださいませ」など、SNSでは母親を応援する声が多数見られた。

これらの考え方を参考に、少しでも気持ちを楽にして、子育てを楽しんでください。
ママ向けSNSでは同じ境遇のママに出会って情報共有できます!

【まとめ】電車でのぐずり対策で、親子で快適な旅を!

今回は、電車での子どものぐずり対策について解説しました。

  • ぐずりの原因を理解する
  • 年齢別の対策を準備する
  • シーン別の対処法を覚えておく
  • 便利なグッズを活用する
  • 親御さん自身の心をケアする

これらの対策を参考に、少しでも電車での移動が快適になるように、ぜひ試してみてくださいね。

そして何よりも大切なのは、「まあいいか」という気持ちで、
子どもの成長を温かく見守ることです。

応援しています!

関連記事

おすすめ記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

こんにちは!七色の毎日 -レインボーdaysへようこそ!保育士での勤務を経て、現在は子育てに奮闘中の「しっぽ」です。保育士時代にたくさんの親御さんの悩みを聞き、自身の育児でも同じような悩みを経験。このブログでは、保育の経験と育児経験を活かし、子育て中の親御さんへ役立つ情報を発信していきます。どうぞよろしくお願いします!

コメント

コメントする

目次